医学論文翻訳例

医学論文翻訳:基質産生乳癌

要約:

 基質産生乳癌(matrix-producing carcinoma、以下MPC)は、紡錘細胞の構成を干渉することなく軟骨基質または骨基質への癌の直接遷移を伴う浸潤性乳癌と定義された、化生性癌の亜型である。我々の目的は、(1)MPCの特定の組織学的特徴を評価して病気の再発との関連性を調べること、(2)MPCと浸潤性乳腺管癌の局所再発率および遠隔再発率に有意な差があるかどうかを究明することであった。MPC患者32例を同定した。14例の患者(44%)が50歳以下であった:そのうち10例(31%)の腫瘍サイズが2cm以下で、6例(19%)の腫瘍サイズが5cm以上であった。本シリーズでは全ての腫瘍が軟骨粘液様のまたは軟骨様の基質を含んでおり、1例(3.1%)はさらに局所的(focal)(5%未満)の骨基質を含んでした。高グレード(high-grade)基質が9例(28%)に、低グレード(low-grade)基質が23例(72%)に見られた。基質構成の10%以下を腫瘍で占められているものが14例(44%)、10%より大きく40%未満を占められている基質が9例(28%)、40%以上を占められている基質が9例(28%)あった。癌の構成要素は30例(94%)において高グレードであり、19例(59%)の腫瘍が中央壊死を呈していた。7例(22%)の患者が腋窩リンパ節陽性で、8例(25%)にリンパ管空間浸潤(LVSI)がみられた。LVSIは、多変量解析においては局所性無再発生存に単独に関連している因子であった(p=0.043)。40%以上を腫瘍で占められる基質は単変量解析においては遠隔性無再発(DFS)生存の改善と関連していたが、多変量解析においてはLVSIと腫瘍ステージだけが単独でDFS生存と関連していた(それぞれp=0.027とp=0.001)。浸潤性乳癌と適合対照群と比較すると、MPC患者の局所性無再発生存率は低下し(p=0.001)、DRF生存率も低下した(p=0.001)。つまり、MPCは浸潤性乳管癌よりも悪性な臨床転帰を持つ、化生性癌の進行性亜型である。
キーワード:基質産生癌、化生性癌、乳癌、局所再発率、遠隔再発率

 

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